地唄舞と舞ワークについて
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地唄舞をご存知ですか?
日本の舞踊は大きく分けて‘舞'と‘踊り'の二つがあり、よく知られた日舞は歌舞伎舞踊から発した‘踊り'で、地唄舞はお能と並んで‘舞'の代表的なものです。
と言っても地唄舞も日舞も着物を着て日本の伝統音楽にあわせるのでよく混同されます。
でも、おやりになってみるとすぐわかります。
地唄舞はしっとりととても上品に静かに舞い、自分の内面を芸術として昇華させる感覚に浸ります。
子女の作法や嗜みから芸能へ発展した側面もあり、室内の狭い空間で合理的かつほこりをたてない優雅な所作を行う為に必要な体幹と息遣い(間)を大切にします。
表現するものはどんな役柄であっても舞手の心と共通した‘リアルな私'の心根です。
貴女を舞う、貴女が主役の芸能なのです。
また、外見はしっとりと内面的な舞い方に見えますが、普段きたえにくい体の内側の筋肉(インナーマッスル)を使って舞います。体幹が鍛えられ体全体の安定につながり、バランスのコントロールがとれた転びにくい体を作ります。
同時に体の内側から動かすことで、大変柔らかく美しい動きとなり、しなやかな体を作ります。美しさを目指しておやりになる方も多いです。
舞ワークとは
分かりやすく言うと、地唄舞的ボディメイクエクササイズです。
地唄舞はご存知の方が少ないうえに、伝統芸能の中でも‘奥の院'であることに値打ちがあるような、ちょっと敷居の高い特別な芸能・芸術のように思われてもいます。
ここ舞ワークは‘奥の院'から飛び出した今に生きる地唄舞を体験して頂く、いわば常設のワークショップ。
◆ 固まってバランスのくずれた体をほぐし、自分の体と対話します
◆ 気を集中させて表現を致します。心が潤います。
◆ 動きの基礎は地唄舞の体使いです。美しく動きましょう。
◆ 使用する音楽は馴染みのある曲。覚えてしまえばご自分でセルフレッスン。
◆ 和の伝統芸能を自分で演ずることが出来ます。
◆ お持ちの着物を生かせますが、洋服でも大丈夫です。
◆ 4回で1クールですが、1回だけの受講も可能。いつでも参加できます。
◆ 地唄舞入門のためのワークショップではありませんが、ご希望があれば別途に個人・または2名ほどのグループで地唄舞の稽古もお受けいただけます。
